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吉澤 明彦 准教授

2017年4月より、着任いたしました。専門は人体病理学で、特に呼吸器病理を専門とし、主に肺癌の組織型と遺伝子異常との相関、そして予後推定モデルの構築に取り組んでいます。
総合解剖センターは、系統解剖、法医解剖、病理解剖を行う教育施設としての側面と、組織形態支援室、電子顕微鏡室を完備しており、研究支援施設としての側面があります。新型コロナウイルス感染拡大により、本学でも研究の縮小傾向がみられますが、現在も感染防御を徹底し、研究支援を続けております。本年度は、電子顕微鏡室で、2台の新規電子顕微鏡が導入されました。新規導入したSEMでは、アレイトモグラフィー法により微細構造の立体構造の描出が可能となっています(https://www.jeol.co.jp/applications/detail/1664.html)。
2015年に導入されたFIB-SEMとあわせ、新たな形態学的な世界の構築が可能となっています。
組織形態支援室では、通常の組織切片の作成、特殊染色、免疫染色のみならず、高精細なデジタル画像の取得、あるいは人工知能を用いた画像解析の準備もすすめています。形態学的な研究支援について、是非お気軽にご連絡いただければと考えています。

[所属学会等]
日本病理学会(病理専門医, 学術評議員, 病理専門医研修指導医,研究委員会委員)、日本臨床細胞学会(細胞診専門医,評議員)、日本臨床検査学会(臨床検査専門医)、日本肺癌学会(病理診断委員会委員,細胞診判定基準改訂委員, ガイドライン病理小委員会委員)、日本Pulmonary Pathology Society(世話人)、日本ブラキスピラ学会(幹事)、日本デジタルパソロジー研究会(幹事)、International Association for the Study of Lung Cancer (IASLC):(Membership Committee)

連絡先:〒606-8501 京都市左京区吉田近衛町
京都大学大学院医学研究科附属 総合解剖センター
(京都大学医学部附属病院 病理診断科兼務)
Tel: 075-753-4496
E-mail:  akyoshi@kuhp.kyoto-u.ac.jp