京大白菊会の活動

●解剖学実習開始式
 毎年4月上旬、医学部医学科2回生が解剖学実習を始めるにあたり開始式が行われます。京大白菊会理事も出席し、同理事長より激励の挨拶を行っています。

●会誌「京大白菊」の発行
 毎年9月中旬、京大白菊会の会報誌「京大白菊」を発行し、会員宛に郵送しています。成願者の報告、会員による寄稿文、解剖学実習を終えた学生の感想文、その他の行事・報告等を掲載しています。

●遺骨返還式
 毎年9月下旬に医学研究科附属総合解剖センター講堂において、4月から7月にかけての解剖学実習を終えられた方のご遺骨を文部科学大臣または医学部長の感謝状を添えて返還を行います。ご遺族、医学部長、担当教授、白菊会理事、関係者、学生を含む250余名の出席を得て、厳粛に執り行われています。

●京都大学医学部 解剖体祭(慰霊祭)
 毎年10月20日頃に黒谷本山金戒光明寺において、正常解剖(献体)・病理解剖・法医解剖された方々の合同慰霊祭がご遺族、医学部長他、担当教授、関係者、学生および白菊会会員550余名が参列し厳粛に挙行されています。

●京大白菊会総会
 解剖体祭終了後に、同寺において約200名の会員のご出席を得て、白菊会総会を開催しています。成願者に対しての黙祷から始まり、医学部長挨拶、そして京都大学医学部の先生に医学に関係する講話を行っていただいています。また、医学部生代表による謝辞、昼食時には医学部生との懇談、質疑応答等を行い、医学部生や会員同士の交流の場となっています。